キリングループでは、自然と共生した豊かな社会の実現を目指し、お客様に環境負荷低減を実感いただける商品の開発・提案のガイドラインの策定を推進しています。
メルシャンの環境提案商品ガイドラインでは、お客様に届けるまでの「原材料・資材」「製造」「物流」段階と、お客様にお飲みいただく「飲用時」、さらに飲んだ後の「廃棄・リサイクル」に至る、製品のライフサイクル全般を包含し、低炭素、生物多様性、省資源等の環境配慮に関する基準を盛り込んだものとなっています。
こうした環境面からの商品の評価のしくみを通じて、バリューチェーン全体での環境負荷の低減を推進していきます。

メルシャンの環境提案商品ガイドライン
プロセス |
基準項目 |
|---|---|
| 原材料・資材 | 生物多様性への配慮、容器の軽量化、CO2排出量の削減 |
| 製造 | CO2排出量の削減、有機溶媒の削減、安全性の高い溶媒の使用 |
| 物流 | CO2排出量の削減、環境負荷削減 |
| 飲用時 | 環境表示、使いやすい容器、環境負荷削減 |
| 廃棄・リサイクル | 使用後の廃棄物量の削減、解体・リサイクル・廃棄のしやすさ |
※ 上記のうち2つ以上のプロセスの基準項目をクリアした商品を環境提案商品と定義

ワインのためのペットボトル
メルシャンでは、キリンビールと共同で「ワインのためのペットボトル」を開発し、2010年8月から、7種の商品を発売しています。
軽くて割れないだけでなく、特許技術により酸素の透過率を下げてワインの品質を保持します。容器製造時と輸送時のCO2排出量を削減でき、またキャップなどのプラスチック素材やボトル部分のペット素材も含めすべてリサイクルが可能です。

NEWペコロジーボトル
2010年に「キリン生茶」に導入したNEWペコロジーボトルは軽量化とユニバーサルデザインによる使いやすさを向上させたペットボトルです。また、素材の一部に植物由来の樹脂を使用し、原油の使用量削減を実施しました。「キリンアルカリカリイオンの水」2ℓペットボトルでも、国産最軽量※ となる35gを実現しています。NEWペコロジーボトルは、「2010 日本パッケージングコンテスト」(主催:社団法人日本包装技術協会)の「適正包装賞」、「アジアスター2010コンテスト」(主催:アジア包装連盟)の「アジアスター賞」、「ワールドスター2010コンテスト」(主催:世界包装機構)の「ワールドスター賞」を受賞しました。キリンビバレッジでは、2011年4月に環境提案商品の基準を策定し、さらに取り組みを進めていきます。
※ 2011年3月現在

コーナーカットカートン
段ボールカートンの四隅を切り落とし、角を面にすることで、紙の使用量を削減すると共に、持ち運びやすさや取り扱いやすさを向上させたカートンです。2004年から採用を開始し、ビール・発泡酒・チューハイ・清涼発泡飲料の250mℓ缶、350mℓ缶、500mℓ缶の全商品(輸入商品を除く)に導入しています。

ダイヤイースト REIZO
キリン協和フーズでは、2010年12月に環境提案商品の基準を策定しています。その一例であるダイヤイースト REIZOは、低温で発酵が休止し常温に戻すと正常に発酵するというパン酵母です。製パンメーカーなどで必要な分だけ使用できるため、省エネルギー、廃棄物削減に貢献します。