キリングループは、自然の恵みの恩恵を受けて事業活動を行っており、生物多様性の保全は重要な経営課題です。2010年には、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が名古屋市で行われ、2011年以降の生物多様性に関する新戦略計画「愛知目標」が採択されるなど、生物多様性の保全に対する取り組みが地球規模で進められています。このようななか、キリングループでは、生物多様性の持続的な利用と保全に向けて「キリングループ生物多様性保全宣言」を策定し、2010年10月に公表しました。
キリングループにとって、同宣言の内容はこれまでも事業のなかで実践してきたことですが、今回、「キリングループ生物多様性保全宣言」として取り組み方針を明確に定め、その重要性を再確認することで、今後も生物多様性に配慮した事業活動をさらに強化し、自然と共生した社会の実現に取り組みます。
キリングループ生物多様性保全宣言
キリングループは、自然の恵みを原料に、自然の力と知恵を活用して事業活動を行っており、生物多様性の保全は重要な経営課題であると認識しています。将来に渡って「食と健康」の新たなよろこびを提供し続けるために、キリングループは、生物多様性保全のための様々な活動を積極的に行います。
1. 生物多様性に配慮した資源利用を推進します

世界中の人々が自然の恵みを持続的に享受できるように、生物多様性に配慮した資源の利用を事業活動全体において推進します。
2. キリングループの持つ技術を活かします
「食と健康」の新たなよろこびを提供する企業として、事業活動を通じて保有する技術の応用により、生物多様性の持続可能な利用および保全に貢献します。
3. ステークホルダーと連携して取り組みます
従来より取り組んでいる環境保全活動に生物多様性の視点を加え、お客様や地域のパートナーと連携し、生物多様性保全に継続して取り組みます。
4. 条約や法令に適切に対応します
生物多様性に係わる条約や法令を遵守し、生物多様性の恵みが世界中で活かせるように努力します。
グリーンウェイブ2011
「グリーンウェイブ」は、木を植えることをきっかけとして生物多様性について考えるための地球規模のキャンペーンです。国際生物多様性の日(5月22日)に世界各地で植樹などが行われ、日本でも環境省などの関係各省が広く参加を呼び掛けており、キリンビールも2011年に参加しました。「グリーンウェイブ」とは植樹された樹木が、地球上を東から西へ波のように広がっていく様子を表現しています。

DBJ環境格付
企業の生物多様性保全活動を評価する動きが金融業界で始まっています。キリングループは、日本政策銀行の「DBJ環境格付」において、生物多様性の項目で高い評価を受けた企業として、最高ランクを授与されています。