
事業の特性上、化学物質取扱量の多い協和発酵キリンでは、「環境・安全・製品安全に関する基本方針」に基づいて、レスポンシブル・ケア活動を推進し、商品の研究段階から使用・廃棄にいたるまで各段階のアセスメントを厳しく運用しています。メルシャンでは、組織的な適正管理体制により、医薬・化学品部門においてPRTR法届出対象物質の環境への放出総量を2012年に2002年比5分の1以下に削減するという目標を設定し、取り組みを進めています。
またキリングループでは、資産を売却する際には、土壌汚染についても適切に調査・対応しています。
2010年、排水処理において一部設備が正常に作動していなかったことに起因した排水基準に違反する環境事故が発生しました。これに対して、速やかに設備が正常に運転するよう措置を講じると共に、再発防止策として設備の運転管理と排水のモニタリングを徹底しています。
環境リスクを低減するためには、環境リスクを正しく理解することが重要であると認識し、キリングループでは、従業員に対して継続的に環境研修を実施しています。
主な環境研修受講者(2010年)
| 内容 | 人数(名) |
|---|---|
| 廃棄物関連 | 249名 |
| 廃水処理関連 | 29名 |
| 内部監査・環境法令関連 | 150名 |
※ キリンビール・テクノアカデミーおよびキリンホールディングス開催の研修受講者です。
有害な化学物質の環境への排出・移動量を、事業者が把握し届け出ると共に、国がその集計結果を公表する制度です。