キリングループの事業は、自然環境が生み出す大地の恵みや水の恵みによって成り立っています。水は限られた資源であり、キリングループのものづくりには欠かせません。
国連は2025年までに世界人口の3分の2が水不足になると予測しています。水資源は世界に偏在しており、地域によっては既に水不足が深刻化しています。気候変動に伴う水資源への影響も懸念され、日本にあっても、今後に向けて幅広い対応を考える必要があります。グローバルな事業展開を行うキリングループにとって、水資源の確保と有効活用は重要な課題であり、リスクと機会を把握し取り組んでいます。
キリングループでは、水資源の保全に向けて、「水使用の合理化」「適正な排水処理」「水の恵みを守る活動」を積極的に推進してきました。2010年にはキリングループ全体で89.3百万m3の水資源を使用し、そのうち日本が80.0百万m3、オセアニアが8.9百万m3でした。特にオーストラリアにおいて干ばつは深刻な問題です。この問題に対応すべく、ライオンでは、水総使用量を2015年までに2009年レベルから10%削減することを目標に掲げています。キリングループでは取り組み成果をグローバルに共有しながら、グループ全体で水資源を保全する活動を推進しています。
キリングループの水資源保全
| 水使用の合理化 |
使う水の量を減らします
水の使用量を抑える工場設計(ユーティリティ設備の分散配置など)
洗浄工程の見直しと使用済回収水の再生利用(カスケード利用)の拡大
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| 適正な排水処理 |
使った水はきれいに返します
法令の遵守はもとより、法令で求められる以上の自主基準を設定して排水負荷を最小化
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| 水の恵みを守る活動 |
水自体を守る活動をします
水の恵みを守り再生する森林保全活動の推進
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CDP( カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)が企業のCO2排出量を開示するのに対し、CDP Water Disclosure(CDPウォーター・ディスクロージャー)は水資源の使用状況を開示する新たなプログラムで、キリングループも2010年から積極的に参加しています。