[ページの先頭です。]

ページ内を移動するためのリンクです。

[ここから本文です。]

技術(R&D)基盤

基盤の役割と強化の方向性

R&D戦略担当執行役員野中淳一

R&D戦略担当執行役員 野中 淳一

当社は、120年の歴史の中で、技術力を活かして様々な付加価値を持つ商品をお客様に提案してきました。ビール事業で培った発酵・バイオ技術および量産技術を活かして医薬事業に進出し、その後協和醗酵工業と経営統合して誕生した協和発酵キリンがグループに加わったことで、グループ全体として幅広い技術力を有しています。
2016年にスタートした中計では、中核事業である酒類、飲料、医薬・バイオケミカルの各事業を通じて「健康」をはじめとした社会課題に向き合い、新しい価値を創造することで、社会とともに持続的に成長することを目指します。
その実現に向けて、酒類・飲料事業と医薬・バイオケミカル事業が一層密に連携し、両事業の持つ技術を組み合わせて新たな価値を創造していく取り組みを加速させていきます。また、有望な技術の開発・応用・実用化を可能にするために、オープンイノベーションをより一層積極的に活用します。
キリングループの強みである技術力を活かしながら、社会課題とお客様の期待に応えるべくチャレンジしていきます。

キリンの研究開発

R&D本部は、基礎研究・応用研究から技術開発までを担う6つの研究所と、研究開発の企画・推進を担う研究開発推進部、知的財産の取得・活用による開発業務支援を行う知的財産部を設置しています。R&D本部が一体となり、他部門やグループ各社と連携しながら研究開発に取り組み、「おいしさ・上質さ」「健康」「環境」の3つの分野において、より良い商品やサービスにつながる新たな価値創出を目指しています。

R&D本部組織図

R&D本部組織図

協和発酵キリンの研究開発

変化が激しく先が読みにくい環境の中で、企業としての使命を果たし、存在感のあるグローバル・スペシャリティファーマとなるために、様々な対策を講じています。
中長期的な戦略に基づき、グローバル組織の整備や多様な人材の育成と活用、カテゴリー戦略の徹底による強みの最大化を行っています。
今後、研究開発本部の特徴であるカテゴリー別組織と機能別組織の自立と連携を更に推進し、グローバル戦略3品の上市、それに続く価値ある開発品の創出を目指します。その過程で得た技術や疾患領域を強みにして、5年後、10年後の新たな治療体系の中にあっても価値のあるパイプラインを拡充し、次のイノベーションへの挑戦を続けていきます。

研究開発本部組織図

研究開発本部組織図

グループ連携の取り組み

グループ各社がこれまで培ってきた、酒類、飲料、医薬・バイオケミカルの技術・素材・知見を組み合わせることで、健康領域を中心に新たな価値を創造することを目指し、グループ内オープンイノベーションを推進する場づくりを進めています。研究者同士がアイデアを自由に出し合い、クロスオーバーテーマ推進まで行えるようなグループ横断の交流会や、研究成果を共有する発表会を定期的に開催しています。また、グループ間の人材交流によるR&D人材の活用と育成も積極的に行っており、新たなチャレンジを促す取り組みとして今後も更に強化していきます。

グループ連携の取り組み

CSV
活動
持続可能性向上への取り組み事例

1. デカフェ技術-キリン カフェインゼロ生茶

キリンが独自に開発した「カフェインクリア製法」(特許製法)は、緑茶のおいしさを維持しながら、緑茶中のカフェインを選択的に吸着除去する技術です。この技術は、ペットボトル緑茶飲料としては世界初※1となる、カフェインゼロを実現した「キリン カフェインゼロ生茶」に活用しています。更に、「キリン 午後の紅茶」ブランドの「こだわり素材シリーズ」にも技術展開し、妊産婦や小さなお子様、またシニア世代の方にも安心して飲んでいただける商品づくりに貢献しています。

  • ※1100ml当たりカフェイン含有量0.001g未満のPET容器詰め緑茶飲料、2014年2月SVPジャパン調べ
カフェインゼロ生茶

2. DLCコーティング技術

キリンが独自に開発した「DLC(ダイアモンドライクカーボン)コーティング技術」は、ペットボトルの内側に薄い炭素膜を形成することで、容器の酸素透過率を下げる技術です。この技術を活用した「ワインのためのペットボトル」は、必要な品質安定性を維持しながら、ガラス容器に比べて大幅な軽量化を図ることができます。これは、製造および輸送時のCO2排出量削減につながっています。キャップやボトルを全てリサイクルできることとあわせ、環境負荷の低減に大きく貢献しています。

ワイン

3. ウイルス感染リスク低減技術-プラズマ乳酸菌

キリンと小岩井乳業の研究グループは、ウイルス感染防御機能を統括するプラズマサイトイド樹状細胞(pDC)を活性化するプラズマ乳酸菌(Lactococcus lactis JCM5805)を見出しました。更に、ヒトにおける効果検証として、冬季の健常者におけるプラズマ乳酸菌摂取が、風邪・インフルエンザ様症状を有意に低下させることを確認しました。これら一連の研究成果と、ヨーグルトや清涼飲料、サプリメントなど様々な商品形態で事業応用を進めていることが評価され、日本農芸化学会が主催する「2016年度農芸化学技術賞」を受賞しています。

ウイルス感染リスク低減技術-プラズマ乳酸菌

[ここからフッタです。]

© 2007 Kirin Holdings Company, Limited.

先頭へジャンプ