2008年4月25日

キリン食生活文化研究所 レポートVol.8
「ビアガーデン」に関する意識調査について
〜行ってみたいビアガーデンの決め手はおいしいビールと料理!メニュー選びに健康志向が反映〜

 キリンホールディングス株式会社(社長 加藤壹康)のキリン食生活文化研究所では、食をとりまく様々な情報をレポートとして随時お知らせしています。全国の20歳以上の男女を対象にインターネット調査を実施し、5,044名の有効回答をいただきました。

【トピックス】

  • ■今年の夏、ビアガーデンに行く人は9割以上。
  • ■誰と行くかを聞いたところ、「友人」や「家族」など“プライベート”が主流ながら、20代男性は「上司・部下」や「会社の同僚」など“仕事関係”の人が大幅増。
  • ■ビアガーデンに行きたくなるのは、「おいしい生ビールが飲みたい時」、「30℃を超える真夏日」、「開放感を味わいたい時」など。20代では、「コミュニケーションをとりたい時」が高くなっている。
  • ■行ってみたいビアガーデンは「ビールが冷えていておいしい」が最も高いが、「料理が凝っていておいしい」のポイントが上昇し、ビアガーデン選びの重要な要素に。頼みたい料理は「ビアガーデンの和風定番メニュー」が圧倒的人気。「低カロリーメニュー」が3位に入り、健康志向がうかがえる。
  • ■ビアガーデンでの平均予算は3,747円。

 今年もいよいよビアガーデンの季節。恒例となっている今回の調査では、今年も9割以上の人がビアガーデンに「行く」と答え、夏の定番となっていることや期待感がうかがえます。誰と行くかについては、「友人」や「家族」など“プライベート”(77%)が主流ながら、20代男性は、昨年と比較すると、「上司・部下」や「会社の同僚」などの“仕事関係”(66%、対前年+11ポイント)という回答が増えています。

 ビアガーデンに行きたくなる時を聞いたところ、1位「おいしい生ビールが飲みたい時」(60%)、2位「30℃を超える真夏日」(55%)、3位「開放感を味わいたい時」(37%)となりましたが、20代では「コミュニケーションをとりたい時」が高くなっており、昨年との比較でも8ポイント増加しています。開放感あふれるビアガーデンは、20代にコミュニケーションの機会として期待されていることがわかります。
 行ってみたいビアガーデンは、1位「ビールが冷えていておいしい」(66%)、2位「料理が凝っていておいしい」(48%)、3位「緑に囲まれ自然を感じる」(47%)となりました。2位の「料理が凝っていておいしい」は、昨年から4ポイント増加しており、料理への関心が高くなっていることがわかります。頼みたいメニューでは、枝豆、焼き鳥などの「ビアガーデンの和風定番メニュー」(85%)が圧倒的人気で、フライドポテトやチキンなどの「居酒屋の洋風定番メニュー」(59%)が続きます。3位にサラダ、冷奴などの「低カロリーメニュー」(46%)が入っており、健康志向がうかがえます。
 ビアガーデンの平均予算は3,747円で、昨年と比べて減少となりました。

 今年も9割の人が期待している「ビアガーデン」は、大人の夏の楽しみ方の定番といえます。今年も新しい料理や楽しみを提案するビアガーデンが注目されます。