2008年5月19日
キリングループの地球温暖化防止の取り組みについて
〜「めざせ!1人、1日、1kg、CO2削減」運動への参加をグループ社員へ呼びかけ
各事業会社でも「ブラックイルミネーション」への参加や独自の取り組みを推進〜
キリンホールディングス株式会社(社長 加藤壹康)は、環境省が展開している地球温暖化防止「国民運動」に賛同し、同省が提唱している6月の「環境月間」にあわせて、キリングループの地球温暖化防止の取り組みを一層強化します。
<主な取り組み>
■「めざせ!1人、1日、1kg、CO2削減 ※1」運動への参加
- ・CO2の削減量をチェックシート式で記入する「私のチャレンジ宣言カード」の記入をグループ社員へ呼びかける。
新川本社 1Fで5月28日から展開する環境コーナー「エコジロー※2ステーション」に投函ボックスを設置。来社するお客様へも取り組みへの積極的な参加を呼びかける。 - ・5月22日・24日・27日に開催される「キリンカップサッカー2008」の会場では、「子どもチャレンジ宣言カード」投函ボックスを設置し、スタジアムへ来場する子どもたちに向けて参加を呼びかける。
- ※1 環境省「チーム・マイナス6%」事務局が推進する活動。1kgのCO2はサッカーボール100個分の体積に相当
- ※2 キリングループの環境活動シンボルキャラクター。チーム・マイナス6%キャラクター会員No.143
■ブラックイルミネーションをグループで実施
- ・キリングループで計20カ所の施設の一部照明(看板など)を消灯。
■次世代向け環境コミュニケーションの展開
1.ホームページでの取り組み
- ・キリンホールディングス社では、5月から環境のトピックスをクイズ形式で紹介する「クイズ みんなの地Q」を展開。
キリン ビバレッジ社では、3R(リデュース・リユース・リサイクル)をテーマにした新コンテンツを6月からスタート。
2.「夏休み環境教室」の開催
- ・キリンビール社およびキリンディスティラリー社の各工場では、小学生を対象に、「地球温暖化のしくみを実験を通して理解する」と「身近な生活の中で取り組めることを見つける」をテーマに参加型の環境教室を開催。低学年向けにはオリジナルのマイエコバックづくりを実施。
- ・キリンビバレッジ社では、「キリンビバレッジ キッズ プロジェクト」の一環として、“だれでもカンタン!ちょっとエコ!”をテーマに、湘南・舞鶴の2工場で小学生とその家族を対象とした「夏休み環境教室」を開催。
■主な事業会社の取り組み
- 【キリンビール社】6月にホームページで環境の取り組みを紹介する新コンテンツを追加。
- 【キリンビバレッジ社】全社員にペット樹脂で再生した、「生茶エコパンダ」のイラスト入り「エコバッグ」を配布。ホームページでは、飲料容器の3Rをテーマに、“発見する・学ぶ・遊ぶ“参加型コンテンツを展開し、次世代にもわかりやすく地球環境保全の大切さを伝えていく。
- 【メルシャン社】「八都県市容器包装ダイエット宣言※3」に参加。
- ※3 4県(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)、および政令指定都市4市(横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市)が、企業が行なう包装容器の減量化やリサイクルの促進を目的として、容器等に関する環境への配慮を宣言する
キリングループでは、これからを生きる全ての人の元気と感動につなげたいという思いをこめて、これからも地球環境保全に取り組んでいきます。「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。
キリングループの地球温暖化防止の主な取り組みの詳細
●「チーム・マイナス6%」の取り組み概要
- ・新たに14社のグループ会社が参画。
キリングループの加盟企業数は計26社。 - ・昨年に続き「クールビズ(COOL BIZ)※4」を実施。
- ※4 環境省が推奨する夏のビジネススタイルの愛称。ノーネクタイ、ノー上着では体感温度が2℃下がる
環境省の温暖化防止のための行動の呼びかけ | キリングループでの取り組み |
■温度調節で減らそう | ・・・冷房設定温度の見直し、「クールビズ」の実施 |
■電気の使い方で減らそう | ・・・退社時にパソコン電源断、会議室・トイレ不要時消灯 |
■自動車の使い方で減らそう | ・・・営業車・輸送トラックのアイドリングストップ |
■水道の使い方で減らそう | ・・・節水の取り組み |
■商品の選び方で減らそう | ・・・グリーン調達の推進、省エネ家電製品の優先購入 |
■買い物とごみで減らそう | ・・・無駄な包装資材やPOPの削減 |
【チーム・マイナス6%参加グループ企業一覧】(計26社、順不同)
●「ブラックイルミネーション※5」(CO2削減/ライトダウンキャンペーン)参加事業所
※実施日や対象となる施設・照明は各事業所によって異なります。キリンビール | 千歳工場、仙台工場、取手工場、横浜工場、名古屋工場、北陸工場、滋賀工場、岡山工場、福岡工場、北日本統括本部、中部圏統括本部、西日本統括本部 |
メルシャン | 本社、磐田工場・生物資源研究所、八代工場、藤沢工場、勝沼ワイナリー、日光工場、苫小牧工場 |
- ※5 環境省が提唱するCO2削減策の1つ。今年は2008年6月21日の夏至の日と7月7日の洞爺湖サミット初日の20時〜22時の2時間、全国のライトアップ施設や各家庭の明かり等を一斉に消すことを呼びかけている。参加する施設は事前に登録し、ネオン・看板などを消灯する。
●新川本社 環境コーナー「エコジローステーション」について
- ・期間:2008年5月28日〜7月11日
- ・場所:新川本社1F
- 【主な展示内容】
- ・めざせ!1人、1日、1kg、CO2削減「私のチャンレンジ宣言カード」投函コーナー
- ・水資源保全活動「水の恵みを守る活動」、「ペコロジーボトル」や「軽量リターナブル大びん」など環境負荷低減に貢献するための容器開発例をはじめとしたキリングループの環境の取り組み紹介
- ・キリングループの環境活動シンボルキャラクター「エコジロー」の環境なぞなぞパネル
- ・軽量びんや204缶、ペコロジーボトルなど「軽量容器」のサンプル展示
●キリンビバレッジ社の「エコバッグ」ついて
- ・対象:キリンビバレッジグループ全社員
- ・概要:全社員約5,000名にペット樹脂で再生した「生茶エコパンダ」のイラスト入り「エコバッグ」を配布。買い物でのレジ袋、商談等で使用する紙袋の代わりなどの活用を各自で考え、環境に配慮した行動の実践を目指す。