2008年6月27日

「キリングループCSRレポート2008」を発行
〜「食の安全」「お客様本位」「多様性尊重」の取り組みをハイライトで紹介〜

 キリンホールディングス株式会社(社長 加藤壹康)は、キリングループのCSR活動をまとめた「キリングループCSRレポート2008」を6月27日に発行します。発行部数は4万冊で、キリングループ社員のほか、環境団体や自治体などへも広く配布し、取り組み内容を報告します。当社ホームページでは6月30日から、さらに詳しい活動内容を掲載します。

■2008年ハイライト

【1】食の安全への取り組み

  • ・キリングループの理念「品質本位」の最前線の取り組みとして、「麦芽の品質試験」「微生物安全性アセスメント」など、原料、製品、副産物などの品質と安全性確保に向けた最新の技術とチェック体制を担当者の声を通じて紹介。
  • ・麦芽やホップ、酵母など原材料の品質情報などを一元管理し、瞬時に社内外の関係者に情報共有できる原料品質一元管理システム「PLANET」の紹介。

【2】お客様本位の取り組み

  • ・キリングループ8社※1のお客様相談窓口の担当者が、キリングループの目指す「お客様本位」についてあるべき姿の実現に向けた日々の取り組みを報告。

【3】多様性尊重の取り組み

  • ・多様な人材がいきいきと働く会社を目指す第一歩として、女性の活躍促進の取り組み「キリン・ウイメンズ・ネットワーク」の活動内容を紹介。
  • ・一人ひとりがいきいきと働ける職場のさらなる実現に向けて、男女従業員の育児休暇やボランティア休業取得者の実例を紹介。
  • ※1 キリンホールディングス、キリンビール、キリンビバレッジ、キリンファーマ、キリン ヤクルト ネクストステージ、メルシャン、小岩井乳業、ナガノトマト

■昨年からの主な変更点

  • ・活動報告を「経済性報告」、「社会性報告」、「環境報告」の項目から、「お客様」「株主」「社会」「従業員」の項目へ変更し、すべてのステークホルダーに対する貢献視点をさらに強化。
  • ・4名の有識者コメントを掲載し当レポートの信頼性と客観性を確保。
  • ・「従業員が語る経営理念とCSR」のページを新設し、キリングループ従業員の対談形式でCSRの考え方や「グループ経営理念」「KIRIN WAY」「グループ行動宣言」を紹介。
  • ・グループ各社の取り組みを実務担当者のコメントを中心に報告。
  • ・WEB版では網羅性を重視したより多くの項目開示と詳細を掲載。英語版は7月末に掲載予定。

 キリングループは、2015年に向けたキリングループ長期経営構想「キリン・グループ・ビジョン2015(KV2015)※2」で、「信頼」と「躍進」のブランドとしてKIRINブランドの価値向上を図ることを目標に掲げています。これを実現するため、CSRを“社会から信頼をいただくための取り組み”ととらえ、社会との共生を目指し積極的に活動を進めています。

  • ※2 2015年に向けたキリングループ長期経営構想。社会環境が大きく変化する中で常にお客様に価値を提案し続ける企業グループであるため、今後の経営の礎とすべく、長期的な展望に立って“キリングループの目指す姿”を明確化している。

 キリングループは、「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。