2008年10月6日

東京大学と「食」を考えるパートナーシッププログラムを実施
〜「身近な食卓から食環境の未来へ」をテーマに、
これからの日本を支える学生と「持続可能な食」を考える〜

 キリンホールディングス株式会社(社長 加藤壹康)は、「食環境の未来」を考える活動の一環として、東京大学教養学部(学部長 小島憲道)と協働で、「『食』を考える KIRIN・東京大学パートナーシッププログラム」を2008年10月から実施します。これは、東京大学教養学部の学生を対象に、「身近な食卓から食環境の未来へ」をテーマとしたプログラムを提供し、持続可能な食について考えるものです。そのキックオフイベントとして、10月7日に「駒場で『食』を考える」と題したシンポジウムを開催します。

 当社は、大地の恵みを糧に業を営む企業グループとして、「食と健康」のよろこびを提供すべく様々な活動を展開しています。今回、東京大学教養学部附属教養教育開発機構が推進する初年次教育モデルづくりの一環として、同機構と当社との共催で、同大学教養学部の学生30名程度を対象に、「食」を切り口に、将来の社会への貢献を考えるワークショップ・プログラムを実施します。

  • ※ 東京大学前期課程における最先端の教育モデル開発から学生の「学習コミュニティ形成」支援までを含めた活動を行なう組織

 2008年10月から2009年3月までを第1期として、「身近な食卓から食環境の未来へ」をテーマに11月から月1回、合計5回の「食」ワークショップを開催し、様々な分野の専門家とともに「持続可能な食」への貢献方法を考えます。第1回目の11月6日は、当社キリン食生活文化研究所長の太田恵理子が講師となり、当社の食卓調査をもとに、学生の食卓実態やライフスタイルなどをテーマにワークショップを開催します。また、キックオフイベントして、10月7日にエッセイストとしても有名な玉村豊男氏を迎え、約180名の学生を対象としたシンポジウムを開催します。

 キリングループは、「おいしさを笑顔に」のグループスローガンを掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。

■キックオフ・シンポジウム 「駒場で『食』を考える」概要

1. 日時 2008年10月7日(火) 18:00〜19:30(17:30受付開始)
2. 場所 東京大学教養学部(駒場キャンパス)18号館ホール
東京都目黒区駒場3−8−1
3. スケジュール
18:00 開会挨拶(小島憲道/東大教養学部長)
プログラムの趣旨説明(山本泰/東大教養学部附属教養教育開発機構執行委員会委員長)
18:10 基調講演「食の道、人の道」(玉村豊男/エッセイスト・画家・農園主)
18:50 パネルディスカッション(パネラー:玉村豊男、鈴木啓二/東大教養学部教授、
渡邊雄一郎/東大教養学部教授、太田恵理子/キリンホールディングス(株)キリン食生活文化研究所長)
19:30 終了

■「食」ワークショップ概要

1. 日時 第1回:2008年11月6日(木)16:20〜17:50
(第2回以降は、12月4日、2009年1月15日、2月19日、3月12日を予定)
2. 場所 東京大学教養学部(駒場キャンパス) ※参加人数によって部屋は変わります
3. 内容 毎回、食に関わる様々ゲストを迎え、30分の講義・質疑応答と討論を実施。将来的には、食の現場訪問などの実習も予定。
以上