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2009年5月18日

三菱商事株式会社
キリンホールディングス株式会社

〜国産バイオ燃料実現に向け、製造技術提供により国家プロジェクトに参画〜
北海道十勝地区におけるバイオエタノール製造施設の竣工について

 三菱商事株式会社(社長 小島順彦)、およびキリンホールディングス株式会社(社長 加藤壹康)は、北海道バイオエタノール株式会社(社長 飛田稔章)が北海道十勝地区で取り組む「燃料用バイオエタノール製造プロジェクト」に2007年10月から参画し、バイオエタノール製造施設の建設を進めてきました。今回、同施設が本格的なバイオエタノール製造を開始することに伴い、2009年5月24日に竣工式が開催されることが決まりました。

 このバイオエタノール製造施設は、農林水産省による国家プロジェクト「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」の1つで、三菱商事社を中心としたコンソーシアムにより建設が進められてきました。キリングループは、これまで培ってきた「発酵・バイオ」の技術力を生かし、原料処理・発酵プロセスの設計・構築に加え、エタノール製造プラント全体の設計・施工を担当しました。特に、エタノール生成効率を最大限にまで高めるために、最適な原料粉砕レベルの設定(特許出願中)、エネルギー効率を高めるプラント設計など、様々な工夫を凝らしています。なお、蒸留設備については日本化学機械製造社が技術提供しています。

 近年、温室効果ガスの排出抑制による地球温暖化防止策の1つとして、バイオエタノールの利用拡大が世界中で進められていますが、日本におけるバイオエタノール製造の現状は、いまだ小規模技術実証の段階であり、生産拡大が今後の課題とされています。
 今回の北海道十勝地区での取り組みでは、バイオエタノールの原料調達から燃料の供給まで一体となった国産技術による事業の確立を目指し、ホクレンの清水製糖工場(北海道上川郡清水町)構内に年産1.5万KL規模のバイオエタノール製造設備を建設しました。今後、本格稼働により、バイオエタノールの量産体制が整います。

バイオエタノール製造施設竣工式概要

1. 日時 2009年5月24日(日)12:00
2. 場所 清水町文化センター
   北海道上川郡清水町南三条三丁目一番地
3. 主催 北海道バイオエタノール株式会社

バイオエタノール製造施設概要

1. 所在地 北海道上川郡清水町字清水第一線
2. 操業開始 2009年3月
3. 敷地面積 約28,180m²(約8,500坪)
4. 主な設備内容 原料粉砕棟、液化棟、醗酵槽、蒸留棟

「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」概要(農林水産省資料抜粋)

■目的

 「バイオマス・ニッポン総合戦略」(平成18年3月31日閣議決定)において示された国産のバイオマス輸送用燃料(以下「バイオ燃料」という)の利用促進を図るため、具体的な道筋を示す必要があるが、我が国においては小規模な実証試験の段階にとどまっており、実用化に向けたモデルを作って示すことが第一の課題となっている。
 このため、農村の地域資源等を活用して、国民生活の向上と農村の振興を図るとともに、我が国における国産バイオ燃料の実用化の可能性を示すことを目的とし、輸送用の石油燃料に混合可能な燃料として導入が見込まれるバイオエタノールを対象に、原料の調達から燃料の供給まで、地域の関係者が一体となった取組を支援する。

■内容

 本事業は、地域の関係者からなる地域協議会を設立した上で、バイオ燃料の地域利用モデルの整備と技術実証に対するハード・ソフト両面での支援を行う。
 具体的には、以下の事業に対して助成を行う。

  • [1] 原料供給者、バイオ燃料製造事業者・供給事業者等からなる地域協議会における活動(バイオ燃料普及啓発等)【定額】
  • [2] バイオ燃料製造施設・供給施設等の整備【補助率1/2】
  • [3] バイオ燃料製造施設等における技術実証【定額】

 国の助成措置の対象となる事業および経費は、要綱別表及び要領別表のとおりとする。なお、申請のあった金額については、補助対象経費等の精査により減額することがある。

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