2009年10月13日

「COCOE(ココエ)」グランドオープンについて

 「COCOE(ココエ)」(事業主:キリンホールディングス株式会社)は、JR尼崎駅北口の「あまがさき緑遊新都心」の中核となる複合商業施設として、10月20日(火)グランドオープンいたします。
 核テナントである「あまがさき阪神」、「アル・プラザあまがさき」、「MOVIXココエあまがさき」、「セントラルウェルネスクラブココエあまがさき」の4店舗に加えて、専門店モールでは、これまで未発表の6店舗の店名も正式に決定し、バラエティ豊かで魅力的な137店舗のテナントが勢揃いいたしました。

 「COCOE(ココエ)」では、グランドオープンのイベントとして、地元尼崎の地域貢献と発展を目指し、「メイドイン尼崎」と題した、尼崎商工会議所主催による地元尼崎市で生産された商品が購入できるイベントを、11月23日(月・祝)まで開催いたします。「尼崎のゲンキなモノづくり」をテーマに、食品を中心とした尼崎市内の企業23社が生産する商品が一堂に会します。
 さらに館内には、キリンビール尼崎工場跡地の変遷(尼崎工場の操業時からCOCOEによる再生まで)を、尼崎市の歴史とともに記録写真や出来事と重ね合わせて紹介する、キリン・メモリアルウォール「時の記憶」を4Fに展示いたします。

 また、当施設では環境面や快適性にも積極的に取り組み、屋上緑化や風力・太陽光を活用した外部照明設備(一部)、ESCO事業導入による井戸水を利用した上水道使用量の低減化、お身体の不自由なお客様に対応した設備等、すべてのお客様が快適にご利用いただける施設として、尼崎の新しいまちの環境保全や発展に貢献してまいります。

  • ※:ESCO事業(エスコ事業 Energy Service Companyの略)とは、省エネルギーの提案、施設の提供、維持管理など包括的なサービスを行う事業のこと。ESCO事業化することで、省エネルギー効果の検証およびエネルギー使用に関するより一層の管理を行い、使用量の低減が図れる。

施設概要

■施設コンセプト

 「COCOE(ココエ)」は、あまがさき緑遊新都心の中核となる商業施設として、大人から子供まで様々な人々が集う、憩いとにぎわいの場です。都心型商業の魅力と郊外型商業の利便性、ゆとりと寛ぎの時間と空間を兼ね備え、新しい時代の消費者ニーズに複合的に対応する商業施設です。

■施設概要

  • 所在地: [本館] 兵庫県尼崎市潮江1丁目3番1号
     [フィットネス館] 兵庫県尼崎市潮江1丁目2番3号
  • 敷地面積: 約27,400m²
  • 延床面積: 約163,000m²
  • 店舗面積: 約57,800m²
    *飲食、シネマコンプレックス、フィットネスクラブを含む大規模小売店舗立地法届出面積
  • 駐車台数: 約1,500台    駐輪台数: 約2,100台

■施設業態構成

    [本館]
  • 百貨店: あまがさき阪神(店舗面積 約5,800m²)
  • 総合量販店: アル・プラザあまがさき(店舗面積 約9,900m²)
    *百貨店、総合量販店とも大規模小売店舗立地法届出面積
  • シネマコンプレックス: MOVIXココエあまがさき
    (11スクリーン 2,030席)
  • 専門店: 137店舗
    [フィットネス館]
  • フィットネスクラブ: セントラルウェルネスクラブココエあまがさき

環境および快適な施設利用の取り組み

 施設名称「COCOE(ココエ)」の由来は、お客様に提供する3つのバリュー、「コンフォート=快適さ」「コンビニエンス=利便性」「エナジー=活力、にぎわい」の頭文字を合体した造語であり、この施設に来館していただくお客様に向けて、「どうぞ“ここへ”おいでください」という意味も込めています。
 また、ロゴカラーは、木や土をイメージするブラウンに、植物のグリーン、そして華やかなピンクから構成され、自然の癒しや生命力を表現しています。白抜きの文字は、心地よい空気が流れる、快適な施設環境を表しています。ロゴマークの右上に添えた花のシンボルは、集う人々に癒しと期待感を喚起させ、「COCOE(ココエ)」のにぎわいと繁栄を象徴しています。
 そのような点から、「COCOE(ココエ)」では自然環境保護への取組みを推進するとともに、おいでくださる全てのお客様に快適な環境を提供いたします。

    『環境への貢献』
  • ・高効率の熱源/空調機器・照明器具、節水型衛生器具の採用による省エネルギーの推進
  • ・屋上緑化によるヒートアイランド対策
  • ・風力や太陽光をエネルギー源とする外部照明設備の一部導入
  • ・ESCO事業化により井戸水をトイレ洗浄水として利用し、上水道使用量を低減
  • ・商品等の納品における集約配送の推進
  • ・荷捌き中のアイドリングストップの励行
  • ・廃棄物削減・排出抑制とリサイクル品の店頭回収の推進
    『快適な施設利用の取り組み』
  • ・車椅子用駐車スペースの確保
  • ・見通しの良い、広く明るい駐車スペースの確保
  • ・大きな文字によるわかりやすい誘導サインの設置
  • ・施設入口部への触知案内板の設置
  • ・視覚障害者用誘導ブロックの敷設
  • ・お身体の不自由なお客様に対応したエレベーター、トイレの設置
  • ・乳児をお連れのお客様に便利な授乳室の設置

キリン・メモリアルウォールについて

キリン・メモリアルウォール「時の記憶」

 「COCOE(ココエ)」はこの地で星霜を経て来たキリンビール尼崎工場跡地に立地しています。1918年に神崎工場として操業を開始し、以来78年間の歴史を刻んで来た尼崎工場は、1996年に操業を終了しました。
 「キリン・メモリアルウォール」では、尼崎工場の操業開始から終了、そして「COCOE(ココエ)」により再生するまでを、工場と同時期に誕生した尼崎市の歴史と重ね合わせ、記録写真や出来事により幅広く楽しめる構成となっています。