
麦汁ろ過の工程で最初にもろみから自然に流れ出る「一番搾り麦汁」だけを使用することで、麦芽の上質なうまみを丁寧に引き出してビールをつくる製法を開発しました。渋みをおさえたまろやかな味わいのビールができます。

ビール系飲料の製造工程で、活性炭にプリン体を選択的に吸着させて取り除く技術を開発しました。活性炭には微細な空隙があり、プリン体を除去するのに最適なサイズを探し当てた世界初の特許技術です。

大豆たんぱくからアミノ酸や大豆ペプチドを生成し、糖を加えて加熱することで、深みのある味と香りと黄金色の液色を引き出す特許技術を開発しました。食品中のアミノ酸と糖を加熱することでうまみやコクを出すという、食品の世界ではよく知られている「アミノカルボニル反応」を応用したもので、カレーやおでんなどをじっくり煮込むほどおいしくなるのもこの反応によるものです。

リサーチ・マーケティングにより、糖質オフ・ゼロ商品市場を分析し、お客様の味覚への満足度が十分でないという潜在ニーズに着目して、「キリン のどごし<生>」で培った当社独自のコク味付与技術を採用し、深みのある味わいとボディ感をつくりあげました。また、カラメル麦芽による麦の香ばしさや、ファインアロマホップ、アロマホップによる引き締まった苦味が実感できる味わいに仕上げると同時に、カロリーオフ(栄養表示基準による)も実現しました。

酵母が働きやすい環境で新ジャンルの発酵を行い、高い発酵度とキレの向上を実現する技術を開発しました。

ビールテイスト飲料として世界で初めて※“アルコール0.00%”を実現しました。ビールの麦汁製造技術と香味調合技術を駆使して、酵母を一切使用せず、発酵させずに、飲みごたえのあるビールテイストを実現する技術です。
(※ビールテイスト飲料カテゴリーにおける。キリンビール調べ)

麦芽以外の原料を使う発泡酒や新ジャンルで生じる課題を解決するため、ビール酵母の遺伝子、遺伝子発現、タンパク質、代謝物、表現型の各レベルを総合的に評価し、活性を診断する最新技術を開発。品質や工程の改善、新商品開発に貢献する実用性が高く評価され、「2012年度農芸化学技術賞」を受賞しました。

国産ブドウを使用したファインワインの品質向上に取り組んでいます。2009年の第7回「国産ワインコンクール」で、「シャトーメルシャン」シリーズなど3品が金賞、3品が最優秀カテゴリー賞を受賞するなど、その品質は高く評価されています。

メルシャンは、キリンビールと共同で、ワインの品質保持性を強化した「ワインのためのペットボトル」を開発し、この容器を使用したワインを2010年から全国で販売しています。従来のガラス瓶の商品と比べて重量が軽く、リサイクル可能な環境に優しい仕様です。

ワインと魚介を組み合わせたときに感じる生臭みが「におい」であり、ワイン中の鉄が関与することを解明し、国内外で大きな注目を集めました。

箱の四隅を切り落とした「コーナーカットカートン」を開発しました。持ち運びやすく、紙の使用量を削減できるほか、独自の設計により高速での箱詰めにも対応できます。世界包装コンテストでワールドスター賞を受賞しました。

箱の中に特製の袋を入れたバッグインボックスのタイプのパッケージです。蛇口の取り付け位置を下げ、箱に「コーナーカット」や「傾け機能」を持たせることで、中味が少なくなってからの注ぎ残しを少なくすることができるようになりました。
注)組織名は掲載当時のものです

