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多様性の推進多様性を広げる取り組み

多様性を発揮できる組織風土づくりに向けた会社の取り組み、および個人の価値観から一歩外に出て、自身の多様性を広げていくことにチャレンジしている社員の声を紹介します。

多様性が新しい価値を生み出す「シーズ×ニーズフォーラム」

キリングループの事業部門が提示するニーズと、R&Dや品質保証部門が提案するシーズをかけあわせ、新しい価値を創造しようとする取り組みを6年にわたり続けています。いわばイノベーションを加速させる場であり、さまざまな経験や強みをもつ人材が集結し国内外問わずグループ間交流を進めています。今年は新たに協和発酵バイオ社をグループに迎え、さらに研究開発人材の多様性が広がりました。食領域だけでなく「医と食をつなぐ領域」の新規事業創出に向けた取り組みも推進しています。

国内外で活躍できる人材を育成「若手海外ビジネス体感研修」

「多様な人材と挑戦する風土」の醸成に向けて2019年から始まったのが「若手海外ビジネス体感研修」。国内外でキリングループを牽引する人材を育成することを目的としています。2019年の研修ではベトナムに1週間弱滞在し、ホームステイなどを通じて現地の生活者の暮らしを体感。その土地ならではの価値観やライフスタイルを深掘りする経験を得ました。参加者は、そうして得た情報を基に事業アイデアを構想し、ベトナムのインターフード社へのプレゼンテーションを行い、インターフード社の従業員や駐在員、現地起業家からのフィードバックを受けました。
参加者には、現在の等身大の自分たちにできたことと、できなかったことのギャップを認識してもらうことで、今後の成長に何が必要かを考え、行動していくことが期待されます。

4カ月間の育児休業を取得多様な働き方を認め合い、尊重する

キリンビール
広域販売推進統括本部
新ヶ江 翔

【育休を取得しようと思った経緯】
日本は、育休中に給付金を受給できる期間などを考えると世界的に見ても非常に優遇されているはずなのに、日本の男性の育休取得率は世界的にもダントツに低く10%を大きく下回る。
政府も男性の育休取得率を世界の先進国並みの水準(30%)まで上げたいと目標を掲げていて、間違いなくその流れは強くなっていく。まだまだ社会では当たり前になっていない育休を長期間取得できるようなきっかけに、自分がなれればいいなと思った。
また、自分がリーダーになったときには世の中の動きや、会社の多様性を重んじるようなこの流れはもっと当たり前になっていると想定され、自分が経験して得た知見をメンバーに還元して活かしていけるのではないかと思った。

また、結婚してから5年で授かった待望の第一子の多感な時期をそばでサポートしたいと思った。
仕事柄夜の飲食のために帰宅が遅いことが多く、娘は既に寝ていて、朝会社に行くときも娘はまだ寝ているという、寝顔しか見られない平日が続き、ろくに育児もできないでいた。
妻のサポートもしたかったし、娘が幼いかけがえのない期間にたくさん愛情を注ぎたいと思った。

最後に、男性である自身が積極的に育休を取得することで、周囲にいい影響を与えられたらと思った。
社内に対しては、広域販推という業務用営業の最前線で働きながらも育児休業ができるのだ、と良い刺激になると思ったし、社外に対しても、キリンは先進的で多様性があって人を大切にしてくれる企業であると、是非伝えたいと考えた。

【取得するまでの準備】
2019年11月に出産予定で、2019年7月には育休取得を視野に入れて、リーダーに相談をしていた。
取得する時期は大きな仕事のヤマが終わった後の2020年の5月から。既に育休を取得していた先輩にも相談して、1か月ではほとんど何もなく終わってしまうというアドバイスもあり2ヶ月は取得したいと考えるようになった。
仕事のヤマが終わって4月から1か月間、後任に丁寧に引き継いで育休を取得する予定だったが、コロナの流行が始まり、得意先に一緒に行くこともできず後任への引継ぎはできなくなってしまった。幸いリーダーとは日ごろから綿密にコミュニケーションをとり、必要な場面で同行もしており、主要な得意先はリーダーが「わかっている状態」だったため、基本的にはリーダーに引継ぎをすることになった。

【育休中】
3月末から舞い込んできた緊急案件が決着できないまま5月に入り、育休に入った。不安な気持ちもあったが、結果的にはたまにリーダーとLINEや電話でコミュニケーションをとることで補完することができた。
また、本来ならば2ヶ月で育休から復帰する予定だったが、コロナの影響もあり、より家族と過ごす時間を増やして家族を守りたい、引き続きすぐそばで娘の面倒を見たいという気持ちが強まり、育休期間をさらに2ヶ月延長することにした。
育休を延長するときもリーダーやメンバーからの多大なる支援のもとで決断することができた。特に印象に残っているのはリーダーから「大丈夫だよ。俺、がんばるから」と背中を押してくださったことだ。感謝してもしきれない。一生忘れることのできない一言になった。

【取得してみて】
娘との関係性は格段に上がり、娘も私のことを「親」として見てくれていると感じるようにもなった。娘とだけではなく、妻とのコミュニケーションも以前より取れるようになった。コロナがなければもっといろいろなところに連れて行ってあげたかったのが本音だが、コロナ禍において家族が一緒に暮らせているだけで幸せなことなのだと考えるようになった。

コロナの流行によりリモートワークやオンライン商談がメインとなっていたこともあり、主にリーダーがサポートする形で乗り切ることができた。もしこれが対面の商談が基本となっていたら乗り切るのは難しかったかもしれない。
現時点ではチーム制がとれておらず、担当メンバー+リーダーという状態になってしまっている。バディ制やチーム制をもっと導入していればどちらかが休んだ時にも柔軟に対応できると考える。業務用・量販営業に限らず内勤スタッフでも同様のことが言えると思う。

【得意先から好反応】
取得する際も、復帰した後も得意先からは「やはりキリンさんは素晴らしい企業ですね」「最先端をいっていますね」と好反応だった。
得意先も多様性を重んじる当社を理解・賛同してくれているということがよく分かった。こういったことに積極的なことをもっと対外的にもアピールして良いのではないだろうか。

【今後】
育児をしながら働く人は今後ますます当たり前になってくるだろう。夫婦共働きで子育てをしながら仕事をするというケースもしかりである。パートナーはどのような仕事をしていて、どのような保育園に入れていて、周囲のサポートがどのような状況なのか、など様々な環境が人によって異なり、その人の働き方は変わってくると考える。育休を通じて、多様な働き方や価値観、それぞれの環境に違いがあることを理解し、そしてそれを尊重することの重大さを実感することができた。
今の部署は若い男性メンバーも多いため、育休や産休を取得したいと思えるように背中を押したいと思うし、サポートをしたいと思う。
その時にはその人が家庭の一番大変な、そして大切な時期を乗り越えて、また元気な姿で仕事に戻ってこられるような環境をつくる存在、リーダーになりたいと思う。

※所属は取材当時

「多様性」は自分の中にある自分がもつ「多様性」に気づいて言葉にすることが大事

キリンビバレッジ
営業企画部
長谷部 亮治

私は視覚に障害があり、会議室へ一緒に移動してもらったり、投影資料を読み上げてもらったり、周りの方の協力をいただきながら業務を進めています。とはいえ、目が見えないために困ることはたくさんあります。
昨年、ふせんにアイデアを書いて、それをグルーピングするような視覚に頼る議論で完全に付いていけなくなったことがありました。その時は「このままではだめだ」と思い、アイデア出しまでさかのぼり、自分なりに議論を整理してメンバーに伝えました。その結果、私の考えを土台として、リーダーシップを発揮しながら議論を進めることができたんです。意見を整理して、自分から伝えることの大切さを学んだ出来事でした。
現在、私は自動販売機に関わる部署にいます。今の自動販売機は、おつりのレバーやコイン投入口には点字が付いていますが、肝心な商品には点字や音声案内がありません。欲しい飲み物が目の前にあっても買えないのです。こうした困りごとを解決するのが目標です。
私は目が見えないという、周りから見たら分かりやすい「多様性」をもっています。でも気付いていないだけで誰しも自分の中に「多様性」をもっています。「普通」の人なんていないはずで、自分の中にある「多様性」に気付き、言葉で伝えていくことが大事なのではないでしょうか。

画面読み上げソフトの音声を聞くため、イヤホンを付けて業務

サーフィンに挑戦

他部署という「違い」の経験をきっかけに客観的な視点をもてたリーダーがつくる変化の芽

協和キリン
法務・知的財産部
大久保 育子

知的財産業務の特徴として、これまでは業務の特性上、部署を異動する機会が少なく、また従業員のキャリアも類似していることから人材の多様性や環境変化を受け入れにくい部門であったかもしれません。しかし、当社がグローバル医薬品を上市したことで私たちの業務内容も劇的に変わり始めてきました。また私自身も数年前に他部署を経験した後に現部署に戻ってきたことをきっかけに、「今までのやり方に固執していてはいけない」と客観的な視点で組織を見つめ直すことができるようになりました。今は個人もしくは組織の成長につながるよう「より良い働き方とは」「最適な組織とは」を考えて職場づくりを心掛けています。近年よく耳にする「イクボス」とは、職場で働くメンバーの育児や介護などワークライフバランスを考慮し、個人の人生と企業の業績両方を成立させることを目指す上司のことです。
私は、メンバーそれぞれの働き方を理解して受け入れ、働きやすい環境を整えていきたいと思っています。

メンバーに業務の目的やなぜ任せたいのかを説明

相互協力で働ける職場を目指す

新興国「留職」プログラム「見えないものを見ようとする力」を養う

キリンホールディングス
人事総務部 人事担当(留職)
結城 正義

キリングループがお客様にもっと愛されて、グループの従業員が働く意義を強く感じられる会社にするために自分に何ができるのか。そう考えた時に、キリングループの経営の根幹であるCSVを深く理解し、自分のスキルや経験を積む必要があると感じて、留職プログラムに参加しました。現在は、ミャンマーのNatural Farm Fresh Myanmarというスパイスを製造する企業で営業・経理担当として働いています。ミャンマーでは、市販されているスパイスにカビ毒が含まれており、それが肝臓癌の原因となっているという社会課題があります。この課題を解決するために、同社は太陽光を使った衛生的な装置でスパイスを作って販売しているほか、装置自体も販売しています。
現地での業務を開始してまだ日が浅いのですが、すでに文化や価値観、仕事の進め方といったさまざまな「違い」に直面しています。その中でも特に糧になっているのは、「こうすればうまくいく」という既成概念がないこと。日々自分で仮説を立てて実行していくことを繰り返していく中で、正解を見つける。この「見えないものを見ようとする力」は視野の広がりそのものであり、これは帰国後のどんな仕事でも通用する力になると考えています。

留職先の様子

※所属は取材当時

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