2007年12月4日

キリン食生活文化研究所 レポートVol.5
「クリスマスの過ごし方」に関する意識調査について
〜クリスマスは家でゆっくり家族と過ごすのが主流。定番の“お酒”と“ケーキ”をちょっと贅沢に〜

 キリンホールディングス株式会社(社長 加藤壹康)のキリン食生活文化研究所では、調査や当グループが保有している各種資料に基づき、食に関する様々な情報を研究レポートとして随時お知らせしています。今回は、11月中旬に全国の20歳以上の男女を対象に「クリスマス」についてのインターネット調査を実施し、5,796人の有効回答をまとめました。

【トピックス】

  • ■クリスマスを楽しみにしている人は約7割で、今年の過ごし方の主流は“家で家族と過ごす、ちょっと贅沢なクリスマス”。
  • ■クリスマスに家で食べたい料理の1位は「クリスマスケーキ」。家で飲みたいお酒では1位「シャンパン」、続いて「ワイン」「ビール」が人気。盛り上げアイテムでも1位「シャンパン」、2位「ケーキのお取り寄せ」となっていることから、大人のクリスマスの定番「お酒」と「ケーキ」をちょっと贅沢にすることで、特別な日を楽しみたい意向がうかがえる。
  • ■もらいたいプレゼントは、男性のトップが「もらえればなんでも嬉しい」、女性のトップは「アクセサリー」。あげる相手別の予算をみると、男性で最も高いのは「恋人」(24,265円)だが、女性は「自分」(27,378円)。昨年からの増加額は男女とも「自分」が一番大きく、特別な日をきっかけに“自分へのご褒美”は思い切って奮発したい意向が読み取れる。
  • ■クリスマスに外食を予定している人は全体の約8%と少数ながら、ディナーの平均予算は9,641円で昨年より2,436円アップ。金額、昨年からの増加額はともに30代男性がトップ。

 今年も7割の人が楽しみにしているクリスマスですが、クリスマスのイメージは「家族で楽しむ日」(60%)が圧倒的に高く、過ごし方も「家でのんびり」が約7割と、クリスマスのイメージ、実態ともに“家で家族とすごす”スタイルが主流となっていることが分かりました。
 家で楽しむ際に食べたい料理では、定番の「クリスマスケーキ」(59%)に続いて「手作りでいつもより豪華な料理」(45%)が高くなり、クリスマスに家で飲みたいお酒では、1位「シャンパン」(60%)、2位「ワイン」(50%)、3位「ビール」(48%)となりました。用意したい盛り上げアイテムを聞いたところ、1位「シャンパン」(27%)、2位「ケーキのお取り寄せ」(23%)となっていることから、大人のクリスマスの定番「お酒」と「クリスマスケーキ」をいつもよりちょっと贅沢にすることで、特別な日を楽しみたい意向がうかがえます。

 クリスマスにもらいたいプレゼントでは、男性のトップが「もらえるならなんでも嬉しい」(44%)、女性のトップが「アクセサリー」(46%)となりました。あげる相手別の予算を聞いたところ、男性は「恋人」(24,265円)、女性は「自分」(27,378円)がもっとも高くなりました。昨年からの増加額は男女とも「自分」が一番大きく、男性は4,287円、女性は6,098円の増加となり、男女とも、特別な日をきっかけに“自分へのご褒美”は思い切って奮発したい意向が読み取れます。
 クリスマスに外食を予定している人は全体の約8%と少数ながら、ディナーの平均予算は9,641円となり、昨年より2,436円のアップとなっています。性年代別にみると、金額、昨年からの増加額とも30代男性がトップで、外食派はディナーを贅沢にすることで、特別な日をより楽しみたい意向がうかがえます。

 今回の調査から、クリスマスの過ごし方は、家族と家でのんびり過ごすのが主流で、「シャンパン」や「ケーキのお取り寄せ」など定番の品をちょっと贅沢にして特別な日を楽しむことが分かりました。