2010年10月21日

メルシャン株式会社との株式交換の実施を踏まえた
現時点での投資単位の引下げに関する検討結果及び方針について

1.投資単位の引下げに関する現時点での検討結果

当社は、個人投資家の拡大を図り、株式の流動性を高めることは重要な課題であると認識しており、情報開示の拡充や個人株主へのIR活動などに積極的に取り組んでおります。
この度、8月27日付の当社適時開示「キリンホールディングス株式会社とメルシャン株式会社の株式交換契約締結について」でお知らせした通り、12月1日に予定されている本件株式交換によって多数の単元未満株主が生じることも踏まえ、投資単位の引下げに関してあらためて検討を行いました。
その結果、個人株主数及びその保有割合が一定の高い水準にあること、市場における当社株式の流動性も十分に確保されていること、引下げにより株式管理等に係る費用の増加が見込まれること、また、単元未満株式については買取制度及び買増制度もご利用いただけることなどから、現時点での投資単位引下げは実施しないことと致しました。

2.投資単位の引下げに関する方針

今後の投資単位引下げにつきましては、費用と効果のバランスや今後の株式市場の動向等を総合的に勘案し、引き続き検討してまいります。

以上

(ご参考)
単元未満株式については、取引所市場において売却することはできませんが、本件株式交換により当社の単元未満株式を所有することとなる株主の皆様におかれては、12月1日以降、単元未満株式の買取制度又は買増制度をご利用いただくことができます。詳細は、上記8月27日付適時開示文書をご参照ください。