2011年7月7日

東日本大震災復興支援の今後の活動予定について
〜「復興応援 キリン絆プロジェクト」のもと、被災地支援活動をスタート〜

 キリングループは、東日本大震災復興支援にグループをあげて継続的に取り組むべく、今後3年間で約60億円を拠出することを既に発表していますが、このたび2011年度の支援内容を下記のとおり決定しました。また、今回の復興支援活動を「復興応援 キリン絆プロジェクト」とし、グループ統一のスローガンを掲げ、グループ各社が一体となって支援活動を進めていきます。

 「復興応援 キリン絆プロジェクト」では、被災地の皆さまと一緒に復興に取り組みたい、という想いから、「絆を育む」をテーマに、被災地の皆さまの“地域社会の絆”や“家族の絆”を一層深めていただける様、今後は「地域食文化・食産業の復興支援」「子どもの笑顔づくり支援」「心と体の元気サポート」の3つの幹で活動を実施していきます。

1.3つの幹の復興支援活動について(2011年度)

(1)地域食文化・食産業の復興支援(約9億円)

岩手県、宮城県、福島県では、東北の食文化や地域経済を支える農業・水産業がとりわけ大きな被害を受けています。キリングループでは、食に携わる企業としてその復興に貢献したい、との想いから、農業については「農業の復興・再生に向けた基盤整備」、水産業については「養殖業の復興・再生」などをテーマに、今後3年間にわたって継続的な支援活動を行って行く予定です。

(2)子どもの笑顔づくり支援(約3億円)

被災地の将来の発展を支える子どもたちの学びの機会を大切にしたい、という願いから、岩手県、宮城県、福島県の地域産業復興の一翼を担う、農業高校および農業科の被災した高校生に対し、奨学金を給付します。年間計約600人に対して一人あたり最大36万円の返還義務の無い奨学金を給付し、今後3年間継続して行います。

(3)心と体の元気サポート(約6億円)

岩手県、宮城県、福島県の小学校を対象に、巡回によるサッカー教室を開催し、被災地の子どもたちにサッカーを通じてスポーツの楽しさ、心の豊かさを伝える活動を提供します。講師には元サッカー日本代表選手などを迎え、プロによる楽しく思い出に残るサッカー教室を展開するほか、使用したボールやゴールなどの備品は実施した小学校へ寄贈することで、いつでもサッカーを楽しめる機会や場づくりに貢献します。なお、今後3年間本活動を継続して行います。

2.社員ボランティア派遣について

7月から9月の間、宮城県仙台市などに社員ボランティア計200名を派遣し、被災地支援を行います。10月以降は被災地で求められているものと復旧状況に応じて、継続して活動します。

 被災地の一日も早い復興を心より祈念するとともに、キリングループとして、引き続き被災地の皆さまの支援に尽力してまいります。

 キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。


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