2011年11月8日

<参考資料>
「CDP 2011 Japan500」で首位を獲得

 キリンホールディングス株式会社(社長 三宅占二)は、カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(以下CDP)主催の日本国内の時価総額上位500社(Japan500)を対象とした気候変動に対する戦略と温室効果ガス排出量に関する調査で、トップの開示スコアを獲得し、開示優秀企業に選定されました。

 CDPは、2000年に英国で発足した非営利団体(NPO)で、合計資産総額が71兆米ドルに達する世界551社の機関投資家や金融機関が連名で世界の主要企業に対して気候変動に対する戦略や温室効果ガスの具体的な排出状況などの情報開示に関する質問を送り、その回答を分析し、100点満点で評価して投資家へ開示しています。2011年においては、全世界で約6000社の先進企業が対象となっており、そのうちの日本企業500社を対象とした調査の中で当社は96点を獲得し、最高得点を獲得しました。

 キリングループでは、「事業を通じてのCSR活動」の大きな柱として「低炭素企業グループの実現」を掲げ、CO排出量削減の中長期目標を設定し、「省資源」「省エネルギー」「環境提案商品」の取り組みを通じて、事業活動全てのバリューチェーンにおけるCO排出量の削減を進めています。

  • ※ キリングループは、CO排出量をバリューチェーン全体で、2050年までに1990年比で半減、「製造、物流、オフィス」については、2050年までCO排出量を毎年1%以上削減、国内の「製造、物流、オフィス」については、2015年には1990年比で35%削減することを目標として定めるとともに、「省資源」「省エネルギー」「環境提案商品」に重点的に取り組み、グループ各社の事業活動に組み込んで展開しています。

 今回の「CDP2011」の評価は、キリングループのこれまでの環境活動や環境経営情報開示に対する積極的な取り組みへの評価であると考えます。今後は、事業に伴う直接的な環境負荷の低減に努めると共に、様々なステークホルダーに対しより積極的に働きかけ、また協力関係を築くことで、バリューチェーン全体の環境課題に取り組み、事業の成長と持続可能な社会の実現を目指していきます。

 キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。


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