キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典 以下「当社」)は、連結子会社である株式会社横浜アリーナ(社長 尾崎英之 以下「横浜アリーナ社」)の当社保有株式70,000株(発行済み株式の58.8%)のうち、55,000株(発行済み株式の46.2%)を西武鉄道株式会社(社長 若林久 以下「西武鉄道社」)に、5,000株(発行済み株式の4.2%)を株式会社アミューズ(社長 畠中達郎 以下「アミューズ社」)にそれぞれ譲渡することで合意致しましたので、お知らせ致します。株式譲渡は2017年3月下旬を予定しています。
1986年11月に設立された横浜アリーナ社は、横浜市政100周年・開港130周年の記念事業の一環として建設された多目的イベントホール「横浜アリーナ」の運営管理を行い、同ホールで開催されるコンサート、コンベンション、スポーツ等のイベントを通じて、多くのお客様にサービスを提供して参りました。
近年、「コト消費」の盛り上がりによりコンサート等のライブ・エンターテインメントの需要は増しており、お客様のニーズの多様化に伴い、施設運営者には、よりきめ細かいサービスや施設の利便性向上が期待されています。このような環境下において、横浜アリーナ社の企業価値向上および同社を通じた横浜市の賑わいに一層貢献していくためには、商業施設運営に多くの知見と経験を有し、設立当初から横浜アリーナ社の運営に携わっている西武鉄道社をはじめとする西武グループのもとで事業展開することが有益であると考えました。また、総合エンターテインメント企業であるアミューズ社の参画により、多様化するお客様ニーズへの、より充実したサービス提供が期待できると考え、今回の合意に至りました。
キリングループは、引き続き横浜アリーナ社の株主として、同社の更なる発展に貢献して参ります。