日経「SDGs経営」調査2019「SDGs経営」総合ランキングにて、最高位である「★★★★★」(偏差値70以上)にランクイン

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2019年12月05日

キリンホールディングス株式会社

キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、日経「SDGs経営」調査2019における「SDGs経営」総合ランキングにおいて、最高位である「★★★★★」(偏差値70以上)にランクインしました。

当社は、長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027(以下、KV2027)」において、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV※1先進企業となる」ことを目指しています。今年2月にKV2027の長期非財務目標として、社会と価値を共創し持続的に成長するための指針「キリングループCSVパーパス(以下、CSVパーパス)」を新たに策定しました。「CSVパーパス」実現のため、2017年に策定した「CSVコミットメント」を見直して新たに成果指標を設け、2019年中計の非財務指標として掲げました。事業戦略と連動させることにより、グループ全体で社会的価値を創出するとともに、競争力強化と事業の成長という経済的価値につなげてCSV経営を深化させます。

  1. Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造

長期非財務目標「キリングループCSVパーパス」図

  • 長期非財務目標「キリングループCSVパーパス」図

当社は、2018年に日本の食品業界で初めてTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に賛同しました。
シナリオ分析により、気候変動が将来的に農産物の収量に及ぼす影響、および原料農産物生産地や国内製造拠点・物流経路における洪水や水ストレスなどの水リスク、さらにはカーボンプライシングがキリングループの炭素排出コストへ与える影響を評価しました。さらに、製造工程におけるGHG削減の取り組みについては、グループのGHG※2排出量削減目標を2030年までに30%削減(2015年比)と掲げており、キリンビール岡山工場に省エネルギーと電化を両立する「ヒートポンプ」を導入しており、来年から他の国内自社ビール工場への導入も順次進めていきます。

  1. 温室効果ガス

また世界保健機関(WHO)を中心にアルコールをめぐる議論が高まる中、新たな飲み方として、適量のお酒をゆっくりと楽しむことを提唱する「スロードリンク」による飲酒マナーの啓発を、若者向けの動画作成などにより推進しています。

原料産地の支援については、紅茶葉の重要な生産地スリランカで、茶葉農園の「レインフォレスト・アライアンス認証」※3の取得を支援したり、長野県上田市のシャトー・メルシャン自社管理畑「椀子ヴィンヤード」を中心に、生態系の再生を含む自然豊かなブドウ畑の育成に取り組んでいます。

  1. サステナビリティのあらゆる側面(社会・環境)に配慮した農園に与えられる認証制度

今回の調査ではこういった取り組みを評価いただいたと考えております。

キリングループは、「酒類メーカーとしての責任」を果たし、「健康」「地域社会・コミュニティ」「環境」という社会課題に取り組むことで、こころ豊かな社会を実現し、お客様の幸せな未来に貢献します。

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